家探しの5つのポイント
購入できる価格をあらかじめ見極めることが大切です。
住宅ローンを活用する場合は、いくら借り入れることが可能かによって、購入できる物件価格の上限がわかります。
1. 返済年数は、最高40年まで
現在の年齢から定年までの年数で、決めましょう。
2. 月々の返済金額は、現在の家賃を目安に
今、支払っている家賃を目安にすると、無理なく返済できます。
また、ボーナスはなしで、毎月の返済だけで可能な資金計画から始めてみましょう。
物件を購入する前後に必要なお金をあらかじめ知っておきましょう。
住宅資金として、いくら貯めればいいのか目安になります。
○ 購入時にかかるお金
- 頭金
- 物件価格のうち、購入時に「現金で支払う分」のこと。最近では、頭金が0円でも住宅ローンを組むことは可能ですが、その分住宅ローンの借り入れが増え、毎月の返済額がアップします。可能であれば、物件価格の2割程度の頭金は用意しておくのがいいでしょう。
- 住宅購入に関わる諸費用の目安
- 一般的な3LDK~4LDKの住宅の場合、購入諸費用の目安は、新築マンションが物件価格の3%~5%。中古マンション・新築・中古の一戸建てが物件価格の6%~13%。これに加えて、引越費用や家具購入費用などが必要になります。
○ 購入後にかかるお金
- 住宅ローン返済
- 住宅ローンの返済期間は、最長35年が一般的。この範囲内で、自分のライフプランに合った期間を選択できます。その間、確実に返済を続けるため、しっかりと資金計画をたてておきましょう。
- 住まいの維持・管理費用
- すべての物件に固定資産税・都市計画税がかかります。毎年1月1日時点の所有者に4月に通知されます。固定資産税については、新築住宅は5 年間の軽減措置があります。マンションの場合、毎月、管理費・修繕積立金・駐車場代などを払う必要があるので注意が必要です。一戸建ての場合、マンションのように定期的な支払いはありませんが、将来的に修繕費用が必要になってくる場合があるので、きちんと備えておく必要があります。
希望する物件が決まったら、実際に物件を見てみましょう。
図面の間取りでは、高さ、広さ、明るさを感じることはできません。
同じ条件で2~3件比較してみると、相場や好みが分かってきます。
ご近所でお試し見学
実物を見て、家族の優先順位の洗い出しをしてみましょう。
ほかのエリア、ほかの種別でも見学
新築一戸建てに決めていても、予算内に収まらないこともエリアを変えて探したり、中古住宅を探したりするうちに 妥協できる部分のすり合わせをしてみましょう。
人気物件はすぐ売れてしまいます。
期限を決めないと、いつまでも決断できなくなります。
大事な条件の優先順位を決めておき、心ときめく物件に出会った場合、即決できるようにしておきましょう。